ステーブルコインとは

ブロックチェーン技術を利用した新たな送金・決済システム

ステーブルコインとは

1 ステーブルコインとは

ステーブルコインは円やドルといった紙幣や貨幣の形ではなく、ネット上で使うデジタル決済手段です。発行者はステーブルコインの価値が保たれるように裏付け資産として預金や国債を保有して価値を担保します。ブロックチェーン技術(分散型台帳)を使い、低コストでの決済が可能となるものです。価格変動が激しいビットコインとは違い、ステーブルコインは連動する通貨との交換価格が一定に保たれます。

2 ステーブルコインを利用できる会社は?

米国では、ドル連動型の「テザー=USDT」と「USDコイン=USDC」が2大ステーブルコインであり、日本では、新興フィンテックのJPYCが25年8月に金融庁からステーブルコインの発行に必要な資金移動業の登録を受けた。また三菱UFJ銀行などの3メガバンクは、ステーブルコインを共同して発行する。まず、三菱商事の資金決済で使えるようにし、日本でステーブルコインを普及させていく狙いがある。

円連動のステーブルコイン「JPYC」を買ってみた カード支払いにも

3 ステーブルコインを使用するメリットは?

買い物でも企業財務でもステーブルコインを使うと銀行送金やクレジットカードに比べて資金移動が格段に早くて安くなる。カナダの電子商取引(EC)基盤大手ショッピファイや米決済基盤大手ストライプなどが、ステーブルコインでの買い物決済を可能にする仕組みを立ち上げた。企業向けの他通貨資金管理システムを提供しようという新興企業や銀行もある。現在、国をまたいだ送金を行う際には国際銀行間通信協会(Swift)などの国際決済網が使われ、送金額の10%を超える手数料や、送金に数日を要する場合がある。JPYCのステーブルコインでは例えばフィリピンと米国間の送金が70秒で実行されるようになり、1回の送金コストも1円以下に抑えられる。

4 まとめ

今回はステーブルコインについてお話ししました。安定して送金などをできるようなシステムを構築し、今後使用が増加していくと思われるが、裏付け資産の取り付け騒ぎなどの起きた場合などのリスクは潜在的にある。ただ、送金時間、手数料を見ても、必要になった場合は使うメリットは大きいと感じた。

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