家計簿アプリ

年金世代

年金世代こそやるべき

家計簿アプリ

1 家計簿を使う意義

物価高が続くなか、今年こそ家計を見直したいと考える人は多いと思います。特に年金世代は現役期に比べ収入が減りやすく、年金で毎月の支出を賄えなければ貯蓄などの資産で補う必要があります。支出を把握したうえで資産を活用して長持ちさせるには家計簿アプリが有効となります。過大な手間や時間をかけずに家計運営ができる。

2 年金暮らしの例

 Aさんの月収は公的年金が妻と2人で月約25万円、個人年金が月約7万円あり、合計で約32万円です。会社をリタイアする前の月収50万円の約6割にとどまっている。退職後にアプリを使い始めたところ月4万〜8万円程度不足することが分かったため保有していた預金約3400万円で三井住友フィナンシャルグループとホンダの米ドル建て社債を購入し、円換算後の利息収入は年80万円〜100万円ほどで、月々の補填に充てています。

3 アプリに登録・使用

家計簿アプリはスマホなどにダウンロードして利用します。機能はアプリにより様々です。複数の口座・サービスを自動連携する機能があるアプリで銀行や証券会社などを登録すると入金や引き落とし、保有商品などのデータを自動で取り込むことができます。各口座の情報だけでなく、複数口座を集計した資産総額も表示できます。毎月の予算設定と実績比通知機能、家族と口座内容を共有する機能を用意するアプリもあります。
 証券口座を連携すると保有銘柄などの価格推移、評価損益、運用商品全体の評価額などをアプリで確認できます。運用商品を含めた総資産の内訳を預金、株式、債券などに分けて円グラフなどにする例も多いです。取り崩しながらリスク許容度に応じた運用を続け、資産寿命を延ばすことに活用しやすいです。
 連携対象の口座・サービス数はアプリによって違い、同じアプリでも無料版か有料版かで連携できる件数が異なる。自分が利用する金融機関やサービスが連携できるかを事前に確認する必要があります。

4 年金世帯のアプリ利用

年金世帯は月々の収入が現役期に比べ限られるため、予算管理がより大切になります。月の総額だけでなく費目別に設定でき、月ごとに予算額を変更することも可能です。支出が予算の一定割合になるなどすると通知が届きます。例えば「くふうZaim」は予算の70%を超えるとアラートが表示されます。
 高齢者はカードなどの不正利用による被害も心配事のひとつです。子どもなどと口座情報を共有すれば、お金の面での見守りとして活用できる。おカネレコは1月7日、共有機能がある新プランを始めました。有料会員が有料または無料会員を招待すると、指定した口座のデータを共有できるようになります。2025年9月唐ほぼ同様の機能を提供する「マネーフォワードME」では現代世代の共働きのほか「離れて住む親とのお金の管理に使うニーズも40代〜50代ユーザーの間でみられる」と担当者は話しています。

5 まとめ

 高齢者にとって主に年金で生活するうえでの家計簿は、お金の流れの把握、また家族との連携では、詐欺被害の抑止など、期待することができます。ただ、その年代においてアプリを使い家計簿をつけることができるのかはゼロとはいきませんが、結構難しい問題でもあります。親が使えるようになるまで、教えていくか、家計簿専門の協力を得ながら進めていくことが大事だと思います。

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